黒星病(くろほしびょう)

花芽のリン片(蕾を包んでる茶色の洋服みたいなもの)の間で越冬してます。りん片がボケボケしているボケ芽は黒星病の菌が越冬している可能性が高いので誘引をしながら摘んで畑から持ち出します。
葉がではじめると越冬していた菌は葉っぱに病班を作ります。
その病班から果実へと移って行きます。
その前に(発病する前に)農薬で予防します。
黒星病は春の防除が大変重要になります。
石灰硫黄合剤は越冬病害虫をやっつけるのに大切な役目をします。
春、気温が低く雨が多いと病気が多発するので、4月5月6月は天気予報と畑から目が離せません。

平成9年、私が梨を作るようになって2年目の春、黒星病がこの地区の畑に多発しました。
原因は初期の防除(花が咲く前・花が咲いた後)が遅れた為です。
この年の春は天候も悪く、防除するタイミングが難しかったのですが、 私の知識の無さから来るものでした。
そのため、葉っぱには黒い星が点点と現れ、小さな実にも黒いスス状のものが・・・・
黒いスス状のものが病班です。このスス状のものからまた菌が飛んで他の場所に黒星病が発生します。
これがついた葉っぱ・果実は園外へ持ち出し、焼却するといいのですが、あまりにも、 たくさんの葉っぱや果実についてて、これ全部とったら、丸坊主(ちょっとおおげさですが・・・)になるかも と思ったほどでした。
一度この病気になると、たくさんの農薬・回数をやらなければいけません。
たくさんの農薬を散布してもなかなか治療は難しいのです。

葉っぱが病気ということは落葉も早く光合成も出来なくなるということです。
果実についた病班は梅雨明けの頃、そこから裂果(実が割れます)し、ひどいものはそこから腐ってきます。

その経験から観察・春の防除はほんとうに大切だと切実に感じました。


PS・黒星病の画像はありません。申し訳ありません。

前に戻る  次へ

〒910-4276   福井県坂井郡芦原町城3-33  朝倉梨栗園   朝倉雪
tel 0776-79-1930 fax 0776-79-1180 e-mail arinomi@asakuraya.com
−Copyright(c) 2001−2003 Asakuraya. All rights reserved.