
↑ 4月10日最高気温10度。この日もアラレが降りました。豊水の花が咲き始めた頃です。 |
今年ほど梨作りが難しいと感じたことはありません。
3月は暖かく、梨のスタートも早くなりました。私が梨作りを始めてから早くスタート(発芽)した年はあまりいい事がなかったので、今年も何かあるぞ・・・と感じながらの4月。予想どおり、4月に入ったとたん荒れた天気が続くようになり4月10日11日12日とアラレやミゾレが何度も降りました。豊水の授粉初日、強い南風で授粉した花がほとんど落ち、翌日やり直しの授粉。
一番の極め付けは授粉が終わって7日後の26日夕方のヒョウ・・・(ToT)
小さな実に、鋭い刃物のようなアラレやヒョウは醜い傷跡をつけました。
その傷がついてないもの、なるべく小さい傷のもの・・・と上から下から確認しての摘果はいつもの倍の時間を要しました。
いつもより時間をかけ、手をかけて育てましたが、いつもの年に比べて、べっぴんさんが少なく落ち込んでいます。
アラレやヒョウの傷がついたため、授粉をした果実を確実に残せずに今年は不作になりましたが、その中でも私が一つひとつ選りすぐった愛梨の実をお入れしました。 |